ストレスの対処法【ストレスの正体と向き合い方】
【ストレスの正体って?】
心理学におけるストレスとは、
「生体に影響を及ぼす外的刺激によって引き起こされる生体が示す反応」
と提唱されています。
外部からの刺激によって、自分自身がそれを「害」と受け止め、それを対処できなかった場合にストレス反応が生じ、ストレスを感じます。
つまり...
「お腹がすいた」、「恋人と喧嘩をした」、「収入が減った」などの外的要因に対して自分自身がどんな評価を下すかによってストレスにもなれば、逆に活力にもなるわけです。
この「評価」には一次的評価と二次的評価があります。
・一時的評価・・・外的要因がどの程度の脅威なのか
・二次的評価・・・その状況下で何ができるか、対処可能なのか
外的要因(ストレッサー)をどう対処できると考えるかという「評価」が、
「不安感」、「イライラ」といったストレス反応に大きく影響します。
- マイナス思考は筋肉と一緒?!
筋肉は筋トレをすることで筋肥大が行われ、どんどん発達し、大きくなっていきます。
マイナス思考もそれと同じで、不安な出来事に直面し、マイナスなことを考え続けていると、マイナスにとらえる細胞がどんどん成長し、マイナス思考が得意になってしまします。
マイナスにとらえても良い事ってありませんよね?
どうせ考えるならプラスの方がいいので、
「大丈夫!何も心配いらない」と無理やりプラスになるよう言い聞かせ、
少しずつ、プラス思考の筋肉を鍛えていきましょう!!
【ストレスの対処法】
- 十分な睡眠
睡眠は脳を休め、ストレスを緩和する最大の癒しとされています。
身体の疲労回復のほかに、ホルモンバランス、自律神経の乱れを整えてくれます。
余談ですが。。。
幸福度と睡眠時間には関連性があることが分かっています。
幸福度ランキング上位国の平均睡眠時間は8時間以上であるのに対し、
156か国中54位の日本の睡眠時間は7.36時間です。
さらに厚生労働省の調査では、日本の40~50代女性の半分が6時間以下であると報告されています。
8時間以上の睡眠はうつ病予防と経済の発展に大きく影響があるようです。
- 周りに相談
自分一人では対処できなかったためにストレスとなっています。
客観的にとらえられる第三者に聞いてもらうことで、自分には思いつかなかった考え方や、そんなに重要ではないことに気付くことができます。
不安を共有することで、仲間がいるという安心感が得られたり、プラスに言い換えてもらえるので、ストレス対処として効果があります。
- 掃除
「部屋の乱れは心の乱れ」
こんな言葉がありますが、ストレスで心が乱れているときは、掃除をすることで心を落ち着かせましょう。始まると止まらないという人であれば、掃除に没頭して嫌なことも考えなくてすみますし、一石二鳥ですね!
私は、ストレスの対処法(コーピング)として、
部屋の掃除、お風呂・トイレ掃除、洗車、靴の掃除、庭の掃除などをリストに入れています。
- 専門家に相談
「眠れない」、「掃除をやる気にもなれない」、「何もしたくない」という人は
うつ病を発症しているかもしれません。
環境の改善が必要なため、お医者さんやカウンセラーに相談してみてください。
病院の詳細や、行ってみた私自身の経験を書いた記事もあるので、
よかったらぜひ見てみてください。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
これからも心と健康をテーマに記事を書いていきますので、よろしくお願いします。